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2010年07月15日(Thu)

オリーブ

オリーブ 吉永南央さん
★★★★☆

表題作を含む、5つの短編で構成されています。

「オリーブ」
資産家の息子で女性関係の派手な慎一は、笑わない女を妻に選ぶ。
街で喪服姿の妻を見かけ、思わず後を追った先で営まれていたのは、
彼女と同姓同名の女性の葬儀だった。
そして翌日、彼女は姿を消し…。

「カナカナの鳴く庭で」
病床から息を吹き返した井塚は、帰宅を1日早める。
しかし驚き呆れるはずの妻は、親友の寺島と食卓を囲んでいた。
3人の間で複雑に絡んだ過去を思い、井塚はある決断をする。

「指」
一時期視力を失った経験をもつ玲紅(れいこ)にとって、
暗闇で粘土の塑像を造る時間は特別な感覚を与えてくれる。
玲紅と不倫関係にある一俊は塑像の作者に成りすまし、
売れない芸術家の地位がら抜け出すことに成功する。
作品と至福の時を奪われた玲紅が起こした行動とは。

「不在」
インテリア・コーディネートの会社で働く理都。
若社長と婚約し、店長になって以来、何者かの嫌がらせが続く。
嫌がらせの主は、彼女の妹が統合失調症なことを知ったらしく、
悪意をもってそれを利用しようと企み…。

「欠けた月の夜に」
広告代理店に勤める夫が急死し、過労を疑う久美子。
会社に訴えてみると、夫に関する怪文書がポストに入れられる。
文書にあった場所を調べることにした彼女は、
夫の知らずにいた一面と出会う。


それまで築いてきた自分の世界が崩れたとき、
どう受け止めて前に進むか、みたいな話なのかなと思います。

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posted by Yu-Ki | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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